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東京2020オリンピック、金メダルラッシュに驚き!スケボーがおもしろい

開催に賛否両論があった東京オリンピック。
私自身も、「コロナで大変な世の中なのに、オリンピックなんてしている場合じゃない!」という気持ちもあったのも事実。

でも、実際にオリンピックが始まって、競技を見ていると、テレビで日本人選手を応援して、熱くなっている自分がいました。

そんな中でも、私が特に興味を引いたのが、「スケートボード」。

今大会から採用された新しい競技で、実際に試合を見るまでの私は、
「スケボーをオリンピックでみるのって、どうなの?」と思っていたんです。

それが、実際に競技を見ると、選手たちが様々な技を披露している姿に引き込まれ、日本人だけじゃなく、海外の選手の競技も応援している自分がいました。

なぜスケートボードがオリンピックに採用されたの?

スケートボードの始まりは、ローラースケートを木の板につけたものが原型、という説があります。
1960年代のアメリカで、サーフィンの練習を陸の上でもできるように、水を抜いたプールなどで使い始めたことが、スケートボードが広まるきっかけになったようです。

日本でも、1970年代になると、原宿などでは多くの若い人たちが歩行者天国でスケートボードに乗っていました。

ただ、当時のスケートボードは、若者文化の一つとして広がったものだったから、スポーツと捉えている人はいませんでした。

そんなスケートボードがスポーツ競技として定義されたのは、1994年にアメリカで行われたExtreme Gamesから、とされています。

Extreme Gamesは、現在はX Gamesと名を変えて、世界的にも有名な大会となっています。

X Gamesは夏と冬に開催され、様々なエクストリームスポーツが競われています。
エクストリームスポーツとは、高さや速さ、危険さや華麗さなど、過激な要素を持った、離れ業を得意とするスポーツの総称で、スケートボードもその中に入るみたいです。

スケートボードは、この Extreme Games のなかで、採点競技としてスポーツとされました。

ただ、 スケートボードの競技団体をまとめる 、国際スケートボード連盟(ISF)が生まれたのはもっと後の、2004年。
だから、スケートボードは始まったばかりの、新しいスポーツ、と言えるんです。

そんなスケートボードに目を付けたのが、IOC(国際オリンピック連盟)。
最近では開催に名乗りを上げる国も少なくなってきて、初めのころのオリンピックの人気にも陰りが見えてきていました。

それをIOC自身も自覚していて、「オリンピック改革」の一つとして、若者を取り込む、ということも改革に取り入れられています。

日本でのスケートボード人口は、意外と多いようで、正確な数字はわかっていないようです。

その理由の一つに、公園でトリックなどの練習をしている若者を人口として計算するのか、という問題があるみたいで、実際にスケートボードをしている人は計算上よりも多いようです。

だから、若者にも人気のスケートボードをオリンピックの競技として取り入れれば、若者もオリンピックに興味を持ってくれるのではないか、ということで、スケートボードが新しくオリンピック競技として選ばれるようになったみたいですね。

東京オリンピックでの日本人のメダルの数がすごい!

そんな、今回の東京オリンピックから正式に競技となった「スケートボード」ですが、日本人の活躍が目立ちましたよね。

金メダルが3つ、銀メダルが1つ、そして銅メダルが1つ。

正直、私はスケートボードの本場、アメリカが金メダルを独占するとばかり思っていたので、こんなにも日本人が金メダルを取ることに、驚きました。

最初に金メダルを取ったのは、堀米雄斗さん。
オリンピックのスケートボード会場となった、有明アーバンスポーツパークがある江東区は、彼が生まれ育った場所。

男子ストリート決勝で、見事金メダルに輝いたんですよね。

自分が生まれ、そして育った場所がオリンピックの会場となって、そこで金メダルを手にする気持ちは、どんなものなんでしょう。

そして、女子では女子ストリート決勝で、西矢椛さんが金メダル!
さらに銅メダルは、中山楓奈さん!

さらには女子パーク決勝では四十住さくらさんがまたもや金メダルを獲得!
そして、同じ女子パーク決勝で銀メダルに輝いたのは、わずか12歳!の開心那さん。

あまりにも続けて金メダルを取ってくれるので、すべての試合が見逃せませんでした。

スケボー以外も金メダルラッシュ!

そして、スケートボード以外の競技でも、金メダルをたくさん獲得していますよね。

この記事を書いている少し前にも、野球で侍ジャパンが悲願の金メダルに輝いたばかり!
まだ、その興奮が冷めない感じです(笑)。

実際にオリンピックが始まって、こんなにも日本人が金メダルに輝く姿を続けてみると、コロナ禍で家にいる時間が長くても、ちっとも飽きずにいられますね。

東京オリンピックが終わってしまう!!

いよいよ今日には、東京オリンピックの閉会式があります。
終わってしまうとなると、寂しさを感じてしまいます。

開会式は、正直「なんでこんな構成にしたのか?」と不思議に思うくらい、物足りなさを感じてしまいました。

とつぜん、真矢みきが大工姿で現れたり、 なだぎ武や劇団ひとり・・・

申し訳ないんですけど、本当にオリンピックの開会式にふさわしいのでしょうか?

個人的には、前回のリオオリンピックの閉会式で、日本の有名なキャラクターが次々に紹介され、最後にはマリオに扮した安倍首相が登場するシーンに、次の東京オリンピックでは日本のキャラクターが総出演した、楽しいものになりそう、と期待していたんです。

それを心の底から裏切られてしまいました。

せめて閉会式は、期待を裏切らない演出をお願いします。

テレビ

Posted by netaatsume