ついに終わった東京オリンピックの開会式と閉会式について
金メダルラッシュだった東京オリンピックも、とうとう終わってしまいました。
終わってしばらくは、テレビで試合が観れないさみしさもあって、ほかの番組がつまらなく感じるほどでした。
最近、テレビ離れが激しい私
テレビ好きな私も、最近ではネットを見ている時間のほうが多くなってきました。
その理由の一つとしては、「昔みたいな面白い番組が少なくなってきたのかも?」
という思いがあります。
東京オリンピックは、本当に面白くて、日本人が出ている試合は必ずと言っていいほど観ていました。
昔は、オリンピックがなくても、普通のテレビ番組でも熱中して観られるような番組がかなりあったように思います。
でも、最近のテレビバングにといえば、芸能人がクイズをしたり、食レポをしていたり、ネットにある動物や子供などのおもしろ動画を垂れ流しにしていて、ワイプで芸能人のリアクションを移しているだけ、という内容の番組ばかり。
最近のテレビで欠かさず見ているものと言ったら、「金曜ロードショー」などで、面白そうな映画をやっているとき、NHKのニュース、大河ドラマ、サザエさんくらいで、あとは絶対に見よう、と思える番組があまりないんです。
特に最近、期待外れが多いのがNHKの朝ドラ。
今放送中の「おかえりモネ」は、本当に面白いと思えなくて、見るたびに何か暗い気持ちになってしまうドラマで、朝から暗くなりたくない私は、なるべく観ないようになってしまいました。
そんな中、東京オリンピックのテレビ放送は、とても楽しめたんです。
開会式と閉会式を除いては!
開会式の何がいけなかったのか、個人的な考察
まず、突然登場した「ヒマワリの種」のようなもの。
それが芽を出し、なぜかその映像から、一人の人物が床に手を置いて、じっとしている映像に切り替わる。
この時点で「意味不明」でした。
そして、なぜかその人物の影がひまわりの芽になっています。
その芽の影がだんだんと伸びて行って、それが何かになるのかと思わせておいて、それも突然消えてしまいます。
「あの芽の意味は?」
よくわかりません。
その後突然VTRに切り替わり、2013年の招致決定から、現在に至るまでのイメージ映像が流されます。
この映像も、ただアスリートが黙々と練習をしている映像をつなげただけ。
わざわざこれを見せられても、特に感動はありませんでした。
そして2020年の映像になると、音楽が鳴りやみ、町の電気が消えたような演出に。
そして、誰もいない街並みが映し出されます。
きっと、これはコロナで世界中がロックダウンされたことを表しているんだと思います。
その後、オリンピック開始のカウントダウンが始まり、ゼロになったとき、会場を上から移した映像に切り替わります。
競技場がゼロの形に見えるからだと思いますが、「だから何?」と思ってしまいました。
その後、なぜかルームランナーで走っている一人の人物がいます。
こんなに広い会場内で、たった一人がルームランナーで走る姿を見ても、見ている側は「ぽかーん」としてしまいます。
そのあと、なぜかエアーでルームランナーをする人が会場内にたくさん表れて、思わず笑ってしまいました。
これを見て、私は「らんま1/2」のオープニングを思い出しましたよ。